フィギュアの撮り方/実践編「屋内Part 1」
フィギュアの撮り方/実践編「簡単な背景作り(屋内)」

フィギュアの撮り方も、いよいよ実践編に入ります。
情景写真は背景が無いと撮れませんので、今回は撮影用の簡単な背景を制作してみたいと思います。
※ブログ内カテゴリ「撮影用背景製作」も良かったら参考にしてください。
フィギュア用の背景と聞くと、ドールハウスとか情景セットなどの緻密なものを思い浮かべがちですが、そこまで丁寧に作る必要はありません。
もちろん、背景自体作品だったり、拘りがあるのならばそれに越したことはありませんが。
難しく考えず、あくまでも写真を撮るための"ハリボテ"と思った方が作りやすいと思います。
と、自分の下手な工作技術に対する逃げ道を作っておいて、さっそく見ていきましょう。
30cm×30cmのシナベニアとカットされた桧工作材で製作します。
サイズはfigma用に1/12に合わせました。
天井は写真に写さないので、高さはノンスケールです。
天井を写す場合や、高さも1/12にする場合は22cm~23cmくらいにカットします。
さて、まずは床の製作から。
フィギュアの撮り方/照明について②「白熱球、蛍光灯、LEDの特性とお勧め照明」
フィギュアの撮り方/照明について①「色温度と平均演色評価数(Ra)」
フィギュア写真の撮り方/基本編「ライティング」
フィギュアの撮り方/基本編「被写界深度と絞り」
フィギュア写真の撮り方、今回は被写界深度と絞りについてお話します。
カメラの設定は、絞りを任意に動かせる「絞り優先」で話を進めます。
カメラのモードダイヤルを"A"とか"AE"とかに合わせてください。
TOPの写真は後半で触れるとして、早速開始です。
フィギュアの撮り方/基本編「コンデジでのピント合わせ」
需要があるか分かりませんが、初心者のためのフィギュア写真、第2回目です。
前回、一眼カメラでのピント合わせをお話しましたが、今回はコンデジでのピントについてお話しします。
コンデジのセンサーは小さいので、被写界深度(ピントの合っている範囲)が広くなります。
ピント範囲が広いので、前回のように"瞳の一部"ではなく、"顔"を狙ってオートフォーカスで撮ります。
本当はマニュアルの方が繊細にピント調整ができますが、コンデジのマニュアルは想像以上に使いにくいので、ここは素直に機械に任せましょうw
上の写真は、パナソニックのちょっと古いコンデジ「LF1」で撮った写真です。
LF1は接写に向いていないカメラですが、ライティングに時間を掛けて丁寧に撮れば、コンデジでも意外と綺麗に撮れるものです。
それでは、さっそく見ていきましょう。