小さなお手伝いさん、リアムがやってきた。

アゾンの小さなお手伝いさん"リルフェアリー"シリーズの「リアム」さんをお迎えいたしました。
予約して購入したものの、年末年始が忙しくて箱入り娘状態。
やっと落ち着いたので、リアムさん起動です。
「初めまして兄さん、あなたが私の主ですか」
「ま、まあそんなところかな」
兄さん・・・・・・? もしかして妹キャラなのか!?
「ところで兄さん、私の武器はなんですか?」
「武器?」
「はい、武器です」
「武器って、戦闘や狩猟に用いる道具のこと?」
かわいらしい小さな口から発せられる物騒な単語に違和感を感じつつも確認する。
「はい、できれば銃火器がいいです」
どうやら、乙女の武器である涙とか笑顔だとか、そういう比喩的な意味ではなく、本当の意味での武器のようだ。
なるほど、小さなお手伝いさんというだけあって、きっと害虫駆除とかに使うのだろう。ホイホイさんみたいに。
とりあえず近くにあった銃を渡す。
「えーと、これなんかどうだろう」


リアムは慣れた手つきで銃を弄り始めた。
「64式小銃・・・・・・、兄さんいい趣味してますね」

「でも、これは1/12サイズ。私のサイズも1/12と言われているけれど、デフォルマシオン的に見ると1/12の武器ではちょっと小さいと思います。それに、64式小銃は戦後初の国産自動小銃で、陸上自衛隊の現在の主力である89式小銃の影で一部現役とされているとはいえ、さすがに力不足。これでは、"奴"を倒すことは困難です」
「や、奴って・・・・・、一体なにと戦っているんだ?」
「ジャガーノートです」
「ジャガーノート?」
「はい、ジャガーノートです」
「・・・・・・・・」
「止めることのできない巨大な力、それがジャガーノートです」
「そ、そう、なんだ・・・・・・」

おかしい。
何かがおかしい。
同梱のオリジナルノベルでは、妖精協会執事ヴィスマルクの懐中時計を探すという終始ほのぼので心温まるストーリーが展開している。
ジャガーノートとかいう謎の敵も出てこないし、まして武器を使う記述など一切ない。
それに、リアムの性格ももっとこう女の子らしいというか・・・・・・。
「兄さん、どうかしましたか?」
「い、いや別に」
「私の性格のことを気にしているのですか? 兄さんたち人間も一人ひとり性格違うように、私たちリルフェアリーも個々の性格が違います。主好みの性格をもったフェアリーがお手元に届くとは限りません。もしかして、私じゃだめですか?」
「い、いや、だめじゃない! ちょっと驚いただけで、むしろ君のような性格のほうが落ち着くというか・・・・・・」
「そうですか、よかったです。それより、ジャガーノートを倒せるような武器を準備しておいてください。欲を言えば、見た目もかっこよくって、ちょっと個性でインパクトがあるのがいいです」
個々の性格設定・・・・・・。
うちに来た子は、
妹キャラじゃななくて、中二キャラだったか!

「ぶいv」
さてさて、今回はストーリー仕立てにしてみました。
そして、リアムをご存じの方はお気づきかと思いますが、うちの子は腕をノーマルピコニーモに変更してあります。
ピコDの大きな腕も可愛いですが、ノーマルの方がなんか自然な感じがしたので。
そして、うちに届いた個体には「ゴーグル」が入っていませんでした!
アゾンに連絡したら、後日送っていただけるそうで安心しました。
それにしても、アゾンの対応がとても良かったです。
ありがとうアゾンさん!
ゴーグルが届いたら、ちゃんと写真とってみます。
あ、そういや、武器も頼まれていました。
何かうちのリアムに合う武器を探してきますw
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