エンジンテレグラフのレストア 其の2

エンジンテレグラフのレストア"其の2"です。
まあ、レストアっていっても、綺麗にするだけなんですけどね!
エンジンテレグラフってなんぞ?
という方は前回のエンジンテレグラフのレストア"其の1"をご覧下さいませ。

油でギトギトなチェーンとプーリーは、パーツクリーナーで洗ったらスッキリ綺麗に。
後で考えたら、ガソリンとか石油で洗った方が安上がりだったかも。

パーツクリーナーでは錆びが落ちないので、中性の錆び取り剤を使いました。
ブラシでひたすらゴシゴシ。
琴浦さんOPを歌いながらひたすらゴシゴシ。

じゃーん、綺麗になしましたー!
磨いて気付きましたが、真鍮のチェーンです。
プーリーはこれ以上錆びや劣化が進まないように、HALTクリーナーで保護しました。

レバーも綺麗にしましょう。

3Mのタニシールドという銅・真鍮磨きで磨いてみました。
メジャーな金属磨きピカールとかと違って、表面保護ができるので、真鍮の劣化が防げるようです。
ただし、ピカールより、ちょと暗めに仕上がります。(表面保護膜の影響だと思います)
古いモノの場合、あまりピカピカ過ぎるのも嫌なので、逆にこのくらいがいいかも。

チェーンとプーリーが収まる本体も磨き上げました。
この面積を金属磨きで磨くのは面倒なので、HALTクリーナーで一気に磨いて、後は保護のためタニシールドで磨くという手順です。
金属を磨くのにHALTクリーナーはとても便利でした。
社名のプレートは本体と同じ真鍮でしたので、外さずそのまま磨きました。
アルミのものは酸性で劣化するので、外してから磨いた方がいいみたいです。

綺麗になった!

綺麗だったので、もう一枚記念撮影。
ネジを含めてほぼ真鍮。
真鍮好きとしてはたまりませんなーw

続いて、デリケートな文字盤。

裏面、塗料が劣化していて、触るだけでポロポロと……。

盤面はロウ付けで止まってました。
とりあえず半田を当ててみましたが、無理でしたので、ルーターで削り取ることに。

ばらせました。
真鍮部分は今までと同じく、HALTクリーナーで洗浄、タニシールドで保護。
文字盤はこれ以上剥がれ落ちないように、裏面から「水性カラースプレーV"高耐久性シリコン配合"」という"クリアー色"で保護しました。このカラースプレー、保護目的にお勧めです。水性で下地を痛めないし、耐久性あるしでいいです。
続いて、支柱を綺麗にしましょう。
チェーン受けも油で固着してるので、外して綺麗に……、ああ、面倒w

メンテナンスハッチと思われる場所を外しました。
この部分から、機関室に繋がるワイヤーの弛みを修正するだと思います。

HALTクリーナーで、ひたすらコシコシ。
そんなにコシコシしちゃだめよ♪ (>ワ<≡>ワ<)コシコシコシ
と、再び琴浦さんOPを歌いながら。
じゃ、じゃーん。
綺麗になりましたー!><
ちょっと輝き過ぎですがw
タニシールドで磨いたら、保護膜ができて落ち着きました。

電球は、LEDに変更です。
もちろん、オリジナルに戻せる範囲での改造です。

そして、いよいよ綺麗になったパーツを元通りに!
わくわく!
と言いたい所ですが、写真枚数も多くなってきましたので、一度仕切ります。
次回は、完成写真をUPしたいと思います。
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