今日、6月19日は瑞鳳さんの進水記念日

今日、6月19日は瑞鳳さんの進水記念日!
おめでたい!!
ということで、記念絵葉書をオークションで競り落としました!
進水記念の絵葉書は、当然のことながらコレクターさんがいるわけで、しかも、近年の艦これ人気のお陰で価格も高騰しているとか。
人気の艦の葉書は、それはそれはお高いこと。
特に、雪風の進水記念葉書はデザインも良く、オークション見てたら25万1千円で落札されてました(( ;゚Д゚))ブルブル
※葉書2枚、袋、当時の新聞切り抜きのセット。
集めている方のブログとか見てると1~2万は当たり前のような感じだったので、自分でも感覚が麻痺してきて、好きな艦の葉書なら1万とか出してもいいかなーって思うように……。
そして、オークションでえいやーと8,000円で早期一発入札。(1万じゃないw)
数名で競り合うも、結果、葉書2枚セットを2,800円で落札しました。
あれ? うちのヨメは、そんなに人気ないんすかね……orz

さて、瑞鳳さんの進水記念日ですが、実は「瑞鳳」名の葉書はありません。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、瑞鳳は当初、高速給油艦(特務艦)"高崎"として竣工しました。
ロンドン海軍軍縮条約で空母の保有制限があったため空母が作れなかったのです。
大人の事情ってやつですかね。
そのため、密かに"空母"に変更できるように計画されたのが高崎でした。
後に、より空母に変更しやすい潜水母艦に計画が変更され、さらに潜水母艦から航空母艦となり改名して「瑞鳳」が誕生しました。
給油艦や潜水母艦として海に出たことはなく、空母瑞鳳として完成する昭和15年冬までずっと箱入り娘でした。
太平洋戦争直前に完成した瑞鳳は、小型空母ながら常に最前線で活動し、数々にわたる海戦に参加して正規空母に劣らぬ働きを示した殊勲艦でした。(日本海軍艦艇写真集7より)
話が逸れましたが、そんなわけで、瑞鳳さんが初めて海水に触れたのが、昭和11年6月19日、高速給油艦 "高崎" だった頃なのです。

高崎の完成後の姿が描かれています。
よく見ると、煙突が低く造られていたり、なるべく上部はフラットにしておいて、あとから空母として飛行甲板を取り付けられるようにしてあるとか。
格納庫やエレベーターの設備も計画段階で組み込まれていたらしいです。

参考になるか分かりませんが、瑞鳳の模型を置いてみました。
もう一枚の葉書は、ガントリークレーンで進水を待つ高崎の絵柄。
ま、まあ、雪風とか他の人気艦の絵葉書に比べれば地味ですが^^;
後ろに地図が書いてありますが、対馬を指し示しているのだと思います。
高崎という名は、対馬の岬名に因んでいるらしいです。
なぜに対馬の岬というマニアックな場所なのかは不明です。
聖地巡礼いっとく?
うちの瑞鳳さんも、喜んでくれたみたいで何よりです。

さすがに葉書をコレクションするのは大変なので、好きな艦の葉書を一枚だけ、手元に置いておくのもいいものです。
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