96式90cm探照灯、炭棒保持器のプレート

古いモノこれくしょん、略して「古これ」の紹介。
いや、まあ別に略す必要ないのですが。
今回は「96式 90cm 探照灯、炭棒保持器」のプレートを紹介したいと思います。
興味の無い方にとってはゴミにしか見えませんがw
まずは、探照灯とはなに? という方にご説明を。
艦船用90cm 探照灯の外観。
探照灯とは、指向性のある強力な光線を照射するための装置、いわゆるサーチライトです。
夜戦にて敵に目標指示したり、目を眩ませたり、信号などにも使われます。
光源となるのは炭素棒で、この炭素棒を放電させて強力な光を出します。
明るさは、約10万カンデラ。新月の真夜中に、10km先で本が読める明るさだそうです。
炭素棒の放電(燃焼)を必要とするので、連続使用時間は25分から50分でした。
提督の皆さんならご存じかと思いますw
艦これの「探照灯」(左側)のモデルは110cm探照灯らしいです。
右側のイラストは150cm探照灯で、戦艦大和に搭載されたものです。
探照灯のメーカーと言えば、富士電機ですが、150cm探照灯は東京計器と富士電機の合作だそうです。
(どちらのメーカーも家の近くに工場があるので、巡礼行っときますかw)

艦これ内では、90cmと110cmの区別はありませんが、現時点で「暁」と「綾波」を改二にすると駆逐艦で唯一"探照灯"を持ってくるので、この二人が使っているのは90cm探照灯というのがデフォルトのようです。
探照灯ネタが多いのものこの二人です。
暁は左肩に、綾波は腰に下げてます。
pixivで見つけた、べいぜさんの「暁と探照灯」の素敵なイラスト。
暁と綾波の他に探照灯ネタが多いのが「神通改二」
左太股に付いているのが110cm探照灯をイメージしたものです。
神通は夜間演習中に龍田に探照灯を当てられ、駆逐艦蕨と衝突した経験があります。
また、コロンバンガラ島沖海戦で、神通は味方駆逐艦の雷撃照準を助けるために先頭に立って探照灯を照射。多勢の敵側から見れば探照灯照射艦は格好の的であり、神通は敵の集中砲火を浴び続けながらも照射を止めず、大破してしまいました。でも、おかでげで、見方駆逐艦は無傷のまま接敵に成功したという熱い物語があります。
探照灯照射イメージ(*゚∀゚)=3ハァハァ
ええ……、ずいぶんと話が脱線している気がしますが……。
改めて、自分のコレクションを見てみましょうw
96式 90cm 探照灯、炭棒保持器のプレートです。
素材は真鍮で、75mm×109mm
96式 90cm 探照灯は、暁や綾波のような駆逐艦クラスの探照灯です。
炭棒保持器がどの部分なのか、まったく分かりませんが、こんなものでもロマンを感じます。
重量が28.5キロと書かれているので、探照灯本体ではなさそうですが。
たぶん探照灯本体なら何トンにもなると思います。
炭素棒の長さが書いてあります。
陰極炭棒=直径14mm、長さ700mm
陽極炭棒=直径12mm、長さ250mm

そして、一番の鑑賞ポイント!
「○ト」 の刻印に 「錨」 の刻印。
古いミリタリー好きな方ならこの気持ちが分かるかと思いますが、もうこれだけでご飯三杯いけますw

これで私も一人前のれでぃーね!

響 「司令官はこんなものを飾ってどうするつもりなんだい?」
暁 「さ、さあ……」
俺提督 「え!? かっこいいだろう!」

響 「うちの司令官はバカだな」
暁 「そうね」
電 「はわわっ……、司令官さんはおバカなのです」
雷 「はーい! 司令官、そんなんじゃ駄目よ!」
俺提督 「お、おまえら……」

最後に、おまけ!
まだまだガラクタは沢山ありますので、すこしづつ紹介していきますv
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