簡易背景セットの作成

ここ最近撮影用の背景を作っていなかったので、簡単にですがちょっと作ってみようと思います。
全体像は、こんな感じです。
床が60cm×75cmになりますが、背景として全てを写す訳ではないので、ちょっと大き過ぎたかもしれません。
色々と応用出来るので、大きい事にこしたことはないのですが、撮影スペースが^^;

まずはベニア板の切り出し。
所詮は背景なのでわりと適当です。
ベニアは、表面が綺麗なシナベニアを使用しています。
柱は、壁になるベニアに直接貼り付けてしまいます。
正にハリボテ。

細かい所も気にしないで、サクサク組んで行きます。
接着は木工用ボンドですが、面積の小さい部分は木部用の瞬間接着剤が便利です。
※木工用ボンドでも接着できますが、木工用ボンドは水性ですので、接着面積が少ないと後でニスを塗った時に剥がれてしまいます。

壁の張り板は、尖ったもので線を引くだけで表現できます。
この上からニス等を塗ると、良い感じに張り板に見えます。

壁が完成。
桟などの表現は、薄いカット木材を柱同様ベニアに直接貼り付けるだけ。
撮影後はバラしてこの状態で保存もできますので、後片付けが楽です。
また、壁を立てるだけですから、組み合わせで色々な背景に応用できます。

次に、床の作成。
とても簡単です。壁の張り板を作ったように、ベニアに線傷を付けるだけ。
今まで尖ったものやカッターの背で線を引いていましたが、アクリルカッターがとても使いやすい事に気がつきました。

張り板や柱、桟の塗装は水性ニスを使っています。
綺麗に仕上げなくても良いので、一回塗りです。
ムラがあっても気にしませんw

床はウッドオイルを使いました。
ニスより艶がなく、しっとりとしたのが特徴です。
光の反射が異なるので、撮りたい写真によって、ニスとオイルを使い分けています。
(色は、ライトオークを室内の床、オークを廊下の床に使用してみました)

オイルとニスでは、光の反射がこれだけ違います。
左がオイルで、右がニス。
撮影によって使い分けてます。

壁は、ラッカースプレーのアイボリーを使用しました。
(ホワイトバランスの関係で白っぽく見えますが、実際にはもう少しアイボリーしてますw)
めんどうですが、柱や桟をマスキングして塗装です。
値段の安さでラッカーを使用していますが、水性の方が匂いが少なくて良いです。
しかも、結構な量を使いますので、室内では絶対に出来ませんw

そんな感じで、完成。
撮影テストとか行っていませんので、今の段階でどんな写真になるか全くわかりませんwww
今度はこの背景セットを使って、色々撮ってUPしたいと思います。
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