榛名神社【戦艦 榛名】

艦これ、艦内神社の分霊元を巡る旅、其の3です。
今回は群馬県にある「榛名神社」に行って来ました。
分霊先艦艇はもちろん、高速戦艦「榛名」です。
生憎の雨となってしまいしたが、霧のかかった神社はとても神秘的な雰囲気に包まれていました。
正面に見える鳥居は、二の鳥居です。
一の鳥居は、5~6キロ位離れた211号線の道路沿いにありました。
それでは、榛名神社の散策開始です。
正面二の鳥居をくぐると、朱色の橋と随神門が見えます。
雨は小雨ですが、降ったり止んだり。
あ、榛名さんにも雨粒が・・・。
「榛名は大丈夫です」
歴史を感じる立派な随神門です。
元来は仁王門で、神仏分離の時に随神門と呼ぶようになったようです。
随神門をくぐり、杜の奥へと続く参道に入ります。
本殿に直ぐに辿りつけない神社って、とてもわくわくします。
湿った空気はいつもならイヤな気分になるけど、杜の中だと何故かとても気持ちがいいです。
マイナスイオンもたっぷり。
杜の参道を進むと、お土産やさんがありました。
後で紹介しますが、みそぎ屋さんの「丸ごと梅入り饅頭」がとても美味しかったです。
続いて見えて来るのが、「神宝殿(五柱社)」という三重の塔。
高崎市指定重要文化財で、群馬県内に存在する唯一の三重の塔らしいです。
一層の屋根の四隅に、千木鰹木を付けて五柱の神を祀っています。
三重の塔を過ぎると、朱色の橋があります。
左手は岩、右手は渓谷。
橋の朱色と霧のコントラストがとても神秘的でした。
まだまだ本殿は見えませんw
正面階段上に少し見えるのは、手水舎です。
手水舎の脇から見える滝は「瓶子の滝(みすずのたき)」
滝の両脇の岩を瓶子(みすず)と呼んでいたことが由来らしいです。
瓶子とは、神に供える神酒を入れる器のことです。
左手に見える大きな杉が「矢立の杉」
高さ55m、周囲9.4mと境内第一の杉です。
ここからは幻想的な風景満載でした。
武田信玄が先勝祈願のため、矢を立てた(矢立神事)という伝承があるらしいです。
(矢立神事は、戦勝、領土安全等を祈願し、矢を境内の立ち木に射立てた儀式)
それにしても、この非日常感たまりません。
ここは異世界ですか!
いよいよ本殿に近づいて来ました。
巨大な岩と巨大な杉の合間に見え隠れする歴史的な人工物、とても幻想的です。
こういう風景は、雨の日にしか拝むことの出来ないと思います。
雨でも来て良かったと思える瞬間です。
幻想的な石段を登ると双龍門がります。
元は楼門があった所に御唐門として建てられた、と書いてありました。
龍の彫刻や龍の水墨画が施されているので、その名が付いたようです。
双龍門をくぐると本殿に辿り着きました。
深い霧のため、とても神秘的です。
右手側にお守りやお札の授与所があり、御朱印もこちらで頂けます。
本殿は後方に聳える御姿岩の洞窟と接続し、洞窟内には御内陣が祀られているようです。
建物全体に見事な彫刻が施されています。
小雨になりながらも、結局ずっと雨が降っていましたが、雨の日にしか味わえない神秘的な神社の雰囲気を満喫することが出来ました。
出発する前は出かけるかどうか迷っていましたが、来て良かったと思います。
本殿ももちろん素晴らしいですが、榛名神社へ訪れた時、ぜひじっくり見て頂きたいのが、本殿までの参道です。
矢立の杉辺りからの異世界っぽい雰囲気は特におすすめですよ。
帰りに、参道の途中にある「みそぎ屋」さんで、丸ごと梅入り饅頭(開運饅頭)を食べました。
甘酸っぱい梅が丸ごと入っている饅頭で、とても美味しかったです。
梅茶はサービスで頂きました。
味噌おでんや甘酒もありますので、参拝の休憩におすすめします。
帰る途中、榛名湖へ寄って記念撮影。
この頃には雨は止みましたが、霧が凄かったです。
榛名神社の御朱印です。
今回から新しい御朱印帳(榛名神社オリジナル)にしました。
最初の二カ所があけてあり、伊勢様に参拝した時に、内宮様、外宮様にてお受け下さいとの事でした。
伊勢神宮にもいつか参拝したいと思っていたので、その時に頂きます。
今回は、実はもう一社巡っていますので、近いうちに整理してUPしようと思いますv