択捉と日立造船

最近、海防艦「択捉(えとろふ)」さんがすごく好きになりました。
艦これの春イベントで、我が艦隊に配属されてからあまり出撃させる機会がなかったのすが、今回の秋刀魚漁支援で秘書艦にしてみたところ、
かわいい!
なんですかこの子、健気でかわいいじゃないですかヾ(。>﹏<。)ノ゙
部屋が散らかっているのを見かねて掃除してくれたり、そのとき見つけたカメラで一緒に写真撮ると、
「あの、あとで焼き増ししてもらって、いいですか?」
と応えたり。
あーもう、かわいいな!とにかく一生懸命でしっかり者でかわいいのですよ!
しかし、今時"焼き増し"ってどれだけの人がわかるんでしょうね。
こういうこだわりも艦これの魅力です。
さて、そんな択捉さんかわいいなーと思いながら"古いモノ"のコレクションを整理していると、とある記念品が出てきました。

ちょっと前に、見た目がかっこいいなぁ、と思って500円で購入した骨董品です。
素材は錫でズッシリしています。
(択捉さんのイラストは別ですよw)
「日立造船」の事務賞という記念品のようです。
どういった賞なのかはさっぱりわかりませんが、ペン先が操舵輪の形で艦船のリベット工法を思わせる模様でかっこいいです。
海防艦「択捉」は1942年3月に大阪鉄工所桜島工場(日立造船桜島工場)で建造されました。
なんか縁を感じましたので、今回紹介したいと思います。

事務賞。
どういった賞なのか調べてもわかりませんでしたが、見た目がかっこいいです。

憶測ですが、日立造船株式会社という社名になったのが1943年。
旧字体が使われなくなったのが1950年頃といわれているので、その間に作られたものかもしれません。

大阪鉄工所桜島工場(日立造船桜島工場)で建造された択捉さん。
史実では海防艦として戦時を生き残り、戦後は帝国艦船特別輸送艦として復員輸送に従事し、海外に残された多くの日本人を本土に帰還させました。
小さい体ながら多くの任務を果たした択捉、史実を調べても健気さを感じます。
復員輸送終了後、一時賠償艦としてアメリカに引き渡されましたが、こんなちっさい船はいらねぇーと言われ、呉に戻ってきて母国で安らかな眠りにつくことができました。
そんな思いがこもって艦これ界に生を受け顕現した択捉さん、健気でかわいいです。

三越コラボの択捉さん。
私服かわいい!
すでにポスターとか転売でプレ値だし、再販してほしい……。
このかわいさ、じわじわくるんです(*´д`*)ハァハァ
なんでしょこの気持ち、ロリとかそういう感情だけじゃなくて、ちっさい子に母性を感じるというか……。
ハッ! これがバブみというやつか!(〃゜△゜〃)
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