「コンツールファインダー」を手に入れました。

KOWAカロワイドの純正ファインダー
「コンツールファインダー」を手に入れました!!
これで、革ケース、フード、ファインダーと全て純正が揃いました。
このカメラは当時の格安カメラの部類ですが、持った感じとか、作りとか安い割にしっかりしているんですよね。
強いて言うならメッキが安っぽい・・・。
レンズも手抜きなしの”プロミナー”付きですし、フードや今回手に入れたファインダーもとても作りがいいです。
これも、帝国海軍「豊川海軍工廠」の血筋なのかも・・・。
(KOWAは豊川海軍工廠光学部"の技術者を集めて光学機器部門を設立した)


Callo(カロ)という文字盤がかっこいい。
ちなみに、Calloはギリシャ語で「カロス=美しい」という意味らしいです。

このカメラ、レンジファインダーでありながら、最短50cmまで寄れるのが特徴のひとつですが、
近接になればなるほどファインダーの視差(パララックス)が生じます。
このファインダーはそのパララックスを調整する機能があるので、正確に被写体を捉えることができるのです。

前から覗いたファインダーです。
このファインダーの特徴は、普通のファインダーのように片目をつむって覗くのではなく、
両目を開けたまま見るファインダーです。
右目でファインダーを覗き、左目で被写体を見ます。
そうすると、被写体に枠が重なって見えます。
こうすることで、スナップなどで素早く構図を決めることができるのです。

さて、よりかっこよくなったカロワイドを持って、どこか出かけようと思います。
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