Contarex Carl Zeiss Planar 50m F2

久々にオールドレンズの紹介です。
昔オールドレンズ沼にハマったことがありまして、安いものを色々集めていました。
オールドレンズの価格が上がってきてからは熱が冷め、ほとんど売却しましたが・・・。
(沼から抜け出せて良かったw 現在は少し価格も落ち着いてきたかもしれません)
お気に入りのレンズはまだ何本か所持しています。
墓場まで持って行くレンズたちです。
今回は、その中でも一番お気に入りのレンズ。
Contarex Carl Zeiss Planar 50m F2
(コンタレックス カールツァイス プラナー)
まだ今ほどレンズが高くなる前、激安で購入したのを覚えています。
※写真は、マウントアダプターでNEX-5Nに付けています。
プラナーと言えば1975年代のヤシコンが有名ですが、こちらは更に前、1964年代の古いやつです。
「コンタレックス ブルズアイ」 というカメラの標準レンズでした。
実は「ブルズアイ」が欲しかったのですが、お高いので、レンズだけ買ったのを覚えていますw
いまだにブルズアイ本体は手に入れていません。
このレンズは2バージョンありまして、前期と後期に分かれます。
こちらは、ブリッツプラナーと呼ばれている後期のモデルです。
ヘリコイドにはベアリングが入っていて、とても滑らかな動作です。
そして、工芸品とも言える高品質な作りが魅力。
自分にとっては宝石とかと同じレベル!
最短撮影距離が38cmと短いのも特徴で、昔はフィギュア撮りにたくさん使いました。
実は・・・、前期のバージョンも持ってます。

左の白が前期モデル。
右の黒が後期モデル。
前期白はモノコート。
後期黒はマルチコートで、写りは後期のほうが色のりがこってりしています。
後期黒はフラッシュマチック機構付きのブリッツプラナーとも呼ばれます。

吸い込まれそうな瞳!
もはや宝石レベル!

フラッシュマチック機構。
まあ、現代では使い道がないのですが。
こういう機構はメカ好きにはたまらない。

フラッシュマチック機構を意味するマーク。
Blitz(ブリッツ)はドイツ語で「稲妻」の意味だそうです。

前期白。
作りは前期白のほう良い感じがします。
とは言っても、両方とも高レベル。
この個体は、バルサム切れがあるということでジャンクとしてお安く購入しましたが、
写りには影響なさそう・・・。
影響があったとしても、それは "味" として自分を納得させられます!w

このサラッとした高級感のある肌触りと、金属のずっしり感がたまりません。

後期黒の最短撮影距離が38cmにたいして、
初期白の最短撮影距離は30cm。
実際にはちょっと指数を超えて回るので、もうすこし寄れるかもしれません。
フィギュア撮りに便利です。

再びNEX-5Nに装着。
※このレンズは絞りリングが無いので、絞りを動かせるアダプターが必要になります。
今度、キヤノンから手振れ補正内蔵のEOS-Mが出る噂なので、オールドレンズの母艦用としてEOS-M欲しいかも。

コンパクトなNEX-5Nによく似合います。
というか、未だにNEX-5Nを使っているのです!
そろそろ、NEX-5Rが欲しくなる・・・、
って、それも2012年のカメラですが!w
最近、古いデジカメを中古で購入しているので、自分の中のデジカメ進化は8年くらい遅れているのかもしれませんw
でも、NEX-5Nだと露出補正がしにくいので、ダイヤルの付いたNEX-5Rが欲しい・・・。
せっかくなので、今度このレンズでお散歩行ってきます。
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