KONICA HEXAR

KONICA HEXARを手に入れました。
実は、前に紹介したα-9と同時期にジャンクとして買ったのですが、
フィルムカメラはフルマニュアルの機械式をよく使っていますが、
普段持ち運びながら気軽に撮れるフィルムカメラが欲しいと思いまして、フルオートのカメラを購入しました。
HEXARは1992年にコニカから発売されたフィルムカメラです。
HEXARには大きく分けて、前期のブラックと後期のシルバーに分けられますが、電気系統が少しでも新しいものをと、後期のシルバーにしました。
レンズがとても良く、写りがいいのでカメラ好きの間では有名なカメラです。
自分も昔、このレンズだけを発売したレンズを持っていました。(今は手放してしまいましたが)とても良いレンズだったのを覚えています。
しかし、まさか今回こうしてこのカメラを手にすることがくるとは・・・。
というのも、ちょっと前までは、オートのカメラとかプラスチックが多用されているカメラにはさほど興味がありませんでした。
しかし、オートの便利さを知ってしまい、また、プラスチックでもなんかいい感じ、いや逆にプラ製かわいい・・・という謎の所有感に目覚めてしまったのです。
どういうわけか、プラスチックのチープさが手に良く馴染むのです。
プラカメを集めるマニアの方の気持ちが分かりました。
最初は、予算5,000円くらいで、オリンパスミュー、ニコンL35、京セラの何か、を狙っていましたが、思ったより高値でした。
オークションで大体1万円超えるし、だったらちょっと高くても高級コンパクトへ行っちゃってもいいんじゃないか、
と、奮発した次第です。

備え付けのフードが付いています。
鏡胴とフードは金属ですが、あとはほぼプラスチックです。
他社の高級コンパクトカメラといわれているカメラは、外装がアルミやチタンだったりするのですが、この子はほぼプラスチックです。
スイッチやらダイヤル、ボタンもプラスチック。
質感より"道具としのカメラ"という部分にこだわった結果なのかもしれません。
そう考えると好感が持てます。
昔はプラのボディーには興味が無かったのですが、実際使ってみると、手によく馴染むし、謎の愛着がわくのですw

ストラップホールが小さくて、一般的なストラップが付かないので、とりあえずいつものパラコードで自作しました。
4mmのパラコードですら通らなかったので、2mmのパラコードで作りました。
うーん、細くてもパラコードなので強度的にはまったく問題ないのですが、見た目は4mmのほうがかっこいい。

軍艦部のボタン。
決して使いやすいとは言えない小さなボタン類。
まあ、自分はこのカメラはオートでしか使わないのでいいです。

裏蓋もプラスチック・・・。
せめてここと、よく使うスイッチ類は金属にしてほしかった・・・。
いや、逆に考えるんだ、今の時代、プラなら割れてもパテ(光硬化パテ)で整形できる!だから心配ない!

自分の備忘録的に、
電池は2CR5。
かなりもつらしいです。

ああ、かっこいい。
ああ、プラスチックの質感、肌触り、イイ!(謎の所有欲)

このカメラ、一つだけ不満な点を、
シャッター速度が1/250までしかありません。
なので、日差しの強い日などは絞りが大きく絞られることになります。
レンズは絞らないほうがそのレンズの特性が出ます。
せっかく良いレンズなので、あまり絞りたくない。
そこで、NDフィルターを付けっぱなしにしている方もいるようです。
自分もフィルターを付けようと思います。
また、白黒用のイエローフィルターも1段分の減光があるので、イエローフィルター付けっぱなしで白黒専用機にするのもありですね。
※備忘録-------------------
フィルター装着時のISO調整。
ND2→ISO 1/2
ND4→ISO 1/4
イエロー→ ISO 1/2
ISO変更方法
Aモード→セレクト長押し
---------------------------
そして、試し撮りをしてきたのですが、新型コロナのせいでお店がGW明けまで休みなので、現像にだせないという・・・。
1度だけ撮影中にフリーズしました。
電池を入れ直したら戻りましたが、なんだったんだろう・・・。
念のため電池室内の接点をベンジンで掃除して、その後は不具合ないですが、ちょっと心配。
スポンサーサイト