PENTAX ESPIO MINI

久しぶりにカメラの話題です。
コンパクトカメラ「PENTAX ESPIO MINI」を手に入れました。
1994年6月にペンタックスから発売されたコンパクトカメラです。
いつも持ち歩けるようなフィルムカメラを探していて、
コニカ好きとしては「KONICA BIG MINI」を探していたのですが、BIG MINIは予想以上に高値で手が出せませんでした。
そこで、色々調べて、この子にたどり着きました。
人気機種「コニカ BIG MINI」や「オリンパスμ」とかと同じクラスのプラスチック感満載のカメラです。
見た目より小さくて軽く、ほとんどプラスチック製なので、持った感じはとてもチープ・・・・。
ギシギシきしむし・・・・。
だが、そこが魅力でもあるのです!
※持った感じはチープでも、トイカメラとかと違って細部までしっかり作ってあります。
最近、プラスチック製のチープなカメラが可愛くて仕方がないのです。

なかなかかっこいい。
75のシールが貼ってあるのは。ペンタックス75周年記念のカメラだからなのです。
しかし、せっかく記念のカメラなのにシールとは・・・。
とことんコスト削減なのか、後から気づいて、そういえば75周年じゃね?記念にしようぜ、となったのかは不明です。

レンズカバーを閉めれば自動で電源オフ。
開ければ電源オン。
当時、この機構流行ったな~。

レンズは32mm F3.5 3群3枚。
欲張らない明るさの、無理のない安定したレンズです。
ペンタックスのコーティングならSMCの銘が入るのですが、コスト削減なのか、無名のレンズ。
でも、写りがとても良いと評判です。

ちょっと驚いたのですが、このクラスのカメラには珍しく、フィルムガードが金属なのです!
このクラスはだいたいはプラスチックです。
あと、驚いたのがもう一つ、
なんと、ファインダーにパララックス補正があるのです!
距離によって、ファインダー内に液晶でマスクされるというこだわり。
どうしても、KONIKA BIG MINI とかオリンパスμⅡとかの影に隠れがちのESPIO MINIですが、隠れた名機だと思います。

大きさ比較。
ねんどろいど「鳩羽つぐ」さんと。
届いたばかりでまだ撮っていませんが、使うのが楽しみです。
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