ラフモノクロームにノイズと傷をのせてみた。
最近はまっているのが、ラフモノクロームにノイズと傷をのせた写真です。
ラフモノクロムはオリンパスとパナソニックにあるモードフィルターです(他のメーカにあるかは分かりません)
普通のモノクロじゃなく「荒々しくコントラストが高い」表現ができます。
残念ながら、現在自分がメインで使用しているX-T1にはありません。
ですが、フジの機種でもラフモノクロームに近い表現ができるというこいとを「もっと知りたいFUJIFILM X-T1 撮影スタイルBOOK」という本で読んだので早速試して見る事に。
まずはカメラの設定。
モノクロ+Rフィルター
ホワイトバランス、シフトでGを強調(最大)
ノイズリダクション弱め
シャドートーン+2(最大)
ハイライトトーン+2(最大)
ISO感度6500~51200
無理矢理コントラストを上げて、且つ感度を高くして画質を落とすという力業。
しかし、現代のカメラで画質を落として荒く撮るという行為は逆に難しいです。
力業でねじ伏せてもキレイに撮れてしまいます。
ISO感度をMAXの51200まで上げて撮りたかったのですが、いまいち設定が分からず6500くらいで撮っていたので、あまりノイズが乗らなかったのかもしれません。(メインで使っている機種なのに設定が分からないとは・・・)
そこで、編集ソフトを使ってノイズとフィルム面にあるような傷をレイヤーで重ねて仕上げてみました。
前に紹介した幕末古写真ジェネレーターを自分でやる感じです。
それでは、仕上がった写真をご覧ください。
作業用BGMとして「天野月子」さんの曲をかけていたので、このような写真ばかりになりましたw
いかがでしょう。
(一枚、カラーのサービスが含まれていますがw)
後付ノイズと傷は良い感じにできましたが、やっぱり素の写真にノイズが少ないので、まだキレイな感じがします。
後から編集でノイズをのせるとき、もっと多くのせられますが、なんかあまり好きではないのです。
また、もっと感度を上げればノイズも多くなると思いますが、日中外で撮る場合、今度は感度が高すぎてシャッター速度が間に合わないということになると思うので、やっぱりカメラ内蔵のフィルターが欲しい所ですね。
フジX-T1の後継機種では、ラフモノクロームフィルターを是非搭載して欲しいものです。
所有の「パナソニックGX7」に、実はラフモノクロームフィルターが搭載されていますが、フィルターを使うと絞り優先が使えなくなるというジレンマがありますので、あまり使っていません。
確かGX7以降の機種は、どのモードからもフィルターが使えた気がしますので、フィルターの為だけにGM5とか買ってしまおうか・・・。
なにはともあれ面白いので、この技法はもう少し突き詰めてみたいと思います。
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